低用量ピルは避妊や子宮内膜症の治療に。
- 2015年11月02日
- ブログ
低用量ピルの嬉しい効果と基本知識
女性の卵巣で作られる卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(ブロゲステロン)が
少量ずつ含まれる錠剤です。
この2つのホルモンが脳下垂体に働きかけて
卵胞を成熟させるホルモンの分泌を抑えます。
そのため、排卵が止まり、避妊が可能になる仕組みなので、
毎月生理を止めるわけではありません。
服用をやめれば短期間で(3~4ヶ月で元の状態に戻り)排卵が再開します。
卵巣や卵の質には影響を及ぼしません。
体が慣れるまではめまい、むくみ・吐き気・不正出血・ 頭痛・ 乳房の張り・
などの症状が出る場合があり、症状の多くは1~2ヶ月で軽減します。
血栓症のリスクが高まりますので、定期的に血液検査を行いましょう。
「太る」「副作用が怖い」などの先入観から敬遠されがちですが、
現在日本で使用できる方法の中でもっとも信頼のできる避妊法です。
子宮内膜症の治療効果・・・ピルの作用によって生理を止めることで
内膜症組織を萎縮させます。
にきびの改善・・・ピルに含まれる女性ホルモンがにきびの原因となる
男性ホルモンのはたらきを抑えてにきびを改善します。
ピルにかかる費用
・「経口避妊薬」として認められている「低用量ピル」は保険適用外。
ピル代は実費になります。
・ピルの値段はひと月分で2~3000円程度
お読み頂きましてありがとうございました。
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