食後の運動が、糖尿病から救ってくれる?
- 2015年10月12日
- ブログ
食後の運動が、糖尿病から救ってくれる?
(素晴らしい文献を参考にさせていただきました)
食後の運動は、血糖値をさげるのにとても良いらしいのです。
季節に関係なく日頃から運動して過食や偏食をなくし、適度な運動をするのは、
実は、血糖コントロールしているのと同じことなのです。
運動するには、食べ終わってから何分ごに始めたら良いのでしょうか?
・脂肪より糖質が危険
メタボの大敵である体脂肪に最もなりやすい栄養素と言えば?もちろん脂肪!と
思いがちですが、余分な脂肪に最もなりやすいのは実は糖質です。
しかも、ご飯・パン・めん類など主食となるものに多く含まれるので、
この糖質をいかに抑え込むかがメタボ対策の重要点となるのです。
・食後30分から「糖→脂肪」変換の時間帯
糖質が消化され体内に吸収されると、脂肪酸という脂肪のもとになります。
また、糖質を摂り入れると血中の血糖値が上昇して、インスリンという
ホルモンが分泌されますが、インスリンには脂肪の生成を促す働きがあるのです。
糖質を摂ると、この2つの働きで、つまり2重に脂肪を溜め込みやすくなります。
脂肪のもとである脂肪酸が生まれるのと、インスリンが脂肪を溜め込もうとする
働きは、食後30分から1時間の間に起こるのです。
・逆転の発想~魔の時間帯に運動
インスリン分泌が活発な時間帯に運動すれば、インスリン自体の分泌も抑えられ、
脂肪に変わるブドウ糖をより少なく出来ます。毎食後10分間もしくは
1回の食事後に30分まとめて毎日運動するのが効果的です
・食後すぐの運動はダメ!
ただし気をつけたいことは、なるべく早い方がイイと食後すぐに運動してしまうこと。
食べた直後は、消化のために血液が胃に集中しています。
すぐに運動すると、胃に行かなくてはならない血液が筋肉にいってしまい、
食べたものをきちんと消化出来なくなってしまい、消化不良や胃の不調の原因に
なりかねません。
また、胃内の消化が完全に終わるまでには食後1~1.5時間かかるので、
歩いていて胃の調子が良くない場合は、運動は控えましょう。
できれば食後30~1時間くらいから、20分程度続けると、糖代謝が活発化されます。
3 0分以上続けると、脂肪代謝も活発化されダイエットにも効果があるようです。
とにかく「バランス良く・なんでもよく噛んで・適量」をいただきましょう、
ということですね。
筋肉も食事も、運動もなんでもやはりバランスが大切なようです。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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